UXデザインを語る前に、デザイン思考を語る

今回は記事のテーマである

「デザイン思考」と、

一番最初のプロセスである「共通認識」について書いていいきます。

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デザイン思考とは

皆さん”デザイン思考”って聞いた事ありますか?

昨今のビジネスでは結構騒がれてるワードです。

前回書いた記事では

デザインとは、

問題の本質を見極め、ユーザーを満足させる手段である。

という結論になりました。

*前回の記事はこちら。

つまり”デザイン思考”とは、

この手段(デザイン)を元に、

問題(ユーザーが望んでいること)が解決するまで

試行錯誤を繰り返すことです。

従って、問題解決まで試行錯誤を繰り返すということは

解決までの道のりに様々なプロセスが存在します。

 デザイン思考の大原則

デザイン思考のプロセスは以下になります。

SEをやられている方は馴染みがあるフローが

あるかもしれません。

  1. 共通認識
  2. 定義・問題発見
  3. アイデア創造
  4. プロトタイプ
  5. テスト
  6. 実装

1〜6のプロセスをPDCAのように回していきます

それでは一番最初のプロセスである

”共通認識”について深掘りしていきましょう。

1.共通認識

そもそもデザイン思考の先には必ず「人」がいます。

ビジネスでいう、ターゲットやユーザーのみではありません。

ここでの「共通認識」は

共に仕事をするチームメンバー、開発者も指します

例えば、パートナー企業の営業マンが

共に取引先に行く前に『お弁当を食べたい』と言ったら

スピード命!とばかりに何も考えずコンビニ弁当を買いに走りますか?

重要な商談を控えているからといって

パートナーのお腹を満たそうと

コンビニへ突然走りに行かないし、

そこまで気を使う関係でもありませんよね?

*ちなみに僕の友人は少し似たようなことをしましたw

買いに行く前に、

”どれくらいお腹が空いているのか”

→ (我慢できない?美味しいレストラン知ってるよ)

”お弁当を持ってきているのか”

→ (ランチミーティングは公園でした方がいいな)

などなど一度行動をする前に思考をめぐらせ、

その後のアクションをどうするか一緒に決めますよね?

ここで一方的に

”重要な商談のためにお昼は手早く済ませて、自分との打ち合わせをしたいんだな”

と勝手に決めつけ、コンビニへ走りに行ったらどうなるか?

ただのいい迷惑ですよね?

しかも、そんな人とこれから商談に行くなんてむしろ不安になります、、

なぜなら、

商談先でも相手(ユーザー)に対して、

共通認識を図らず、

自分一人の経験と憶測で進めていく

ことが容易に想像できてしまうからです。

*そもそも仕事人としていかがなものでしょうか、、

そして商談後、

商談結果を元にパートナーと問題点を一つ(本質)に

見出すことができず、

曖昧な提案書を作成し、

それっぽいことをユーザーに伝え、誤魔化し、

問題点の本質から少し斜めを向いたプロジェクトが

立ち上がり、後々ユーザーからクレームがめっちゃ入ってくる

なんて末路を辿っていってしまいます、、

まとめ

”共通認識”はデザイン思考において大前提です。

ユーザー、チームで共通認識がずれたら

必ず失敗、もしくはクレームがきます。

”こんなことありえないよ”

”この例極端すぎ、てか下手くそ”

→ごめんなさい

などなど思うかと思います。

しかし、

実際に問題の本質を見抜くというのは言葉でいうほど

簡単ではありません。

特に、日本では

仕事の失敗 = death

という価値観がまだまだ残っています。

だからこそ、第一に納期を守り、

クオリティーの奥深い部分は

後からユーザーの声を反映させていけば完成する

なんてマインドで仕事を取り組みがちです。

これでは、物事の本質を捉える前に

余計な考えがどんどん追加されてしまい、

デザイン思考ではなく、

アートな思考(とりあえずユーザーに良く映れば良い)となっていって

しまいます。

デザイン思考における”共通認識”は、

ユーザーが満足する、チームが成功するための

大前提のプロセスなのです。

次回の記事では

デザイン思考の大原則であげた、2と3について書こうと思います。